ちいさい"つ"が消えた日

小さい“つ”が消えた日

小さい“つ”が消えた日

書いたのがドイツ人だからてっきり「β(エスツェット)が消えた日」か何かを無理やり翻訳したんだと思って購入。


でも内容は日本語喋れるドイツ人のメルヘンストーリーだった。コレはコレで面白いのだけど。

簡単なあらすじ

五十音村にはそれぞれの平仮名に対応した住人がいて、この人(?)らが日本語の音を作り出してる。
ある日酒に酔った"あ"が「"っ"には音がねーから、五十音の中で一番ショボイよな」とか言いだす。"っ"は「自分はイラナイ子」なんだと思って、家出してしまう。
すると日本は大混乱。話の意味が全然伝わらない。政治家以外*1は大変困った。
五十音村の皆はなんとか"っ"を呼び戻そうと…

と言った感じ。


どーやらこの人がドイツから来たとき"っ"の習得に苦労したから思いついた話らしい。音声言語論キタ コレ。


文量は少なめで20分もあれば読めるので、興味のある人にはお貸ししますよ=w=


まぁホントに買おうと思った理由はどこかでみた「刃牙のッをwに変えようぜ」みたいなスレのせいとは口が裂けても言えない。お兄さんとのヒミツだぞ。

*1:政治家の演説には元々意味がなく、日本語がおかしくなっても困らない