MTBFとMTTFの違い
今日、ふとMTBFという言葉が出てきた。
んで、上司に「のや君、MTBFって何の略?」ってサラっと振られたので、
´ー`)< Mean Time Between Failure 平均故障間隔っす
と自信満々に答えてみた。私ってカッコいい!なんて思ってたら横から「MTTFとMTBFの違いは?」なんて聞かれてしまう。
;´ー`)< Mean Time To Failure…平均故障時間…え、何がチガウンダ…
というわけで一転して超だせー技術者をやってきました。
以下回答。 技術者諸君は何が違うのかちゃんと思い浮かべてから読むこと!
まずはヒント
MTBFはBetweenなので、故障と故障の間を意味するんですね。だから平均故障"間隔"
一方でMTTFはToなので、故障までの時間。だから平均故障時間。
回答
MTBFは故障が回復される、すなわち修理する可能性のある機器に利用します。
一方でMTTFは故障が回復されない、すなわち使い捨ての部品に利用します。
微妙な違いだけど、「この電球のMTBFはー…」なんて知ったかでお話すると超だせぇので気をつけよう。うん。
ちなみに平均修理時間はMTTR (Mean Time to Repair)。
稼働率はMTBF/(MTBF+MTTR)
言い換えるとMTTFを使う機器はMTTRが0としてカウントするんだろうか。実質取り替えるだけなので修理にかかる時間はないもんね。
取り替えてる間システムが使えない時間はその機器のMTTRじゃなくて、その機器を利用しているシステムのMTTRだし。